マクロなのに、望遠代わりに持ち出すことが増えた|LUMIX S 100mm F2.8 MACROレビュー

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マクロレンズって、接写しかできないレンズと思っていませんか。私自身、恥ずかしながら以前はそう思っていました。

もともとマクロレンズはSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO、通称「カミソリマクロ」と呼ばれるレンズを使っていました。銘玉と言われるレンズですが、フォーカスゆっくりめ。マクロレンズはこういうものなんだと思い込んでいました。

気づけばたまに室内の物を撮る程度になっていたため、現在はLUMIX S 100mm F2.8 MACROに買い替えました。

焦点距離は70mmから100mmへ変わっただけという話に見えるかもしれませんが、個人的によかったと感じているのはそれ以外の部分です。LUMIXに替えて持ち出す頻度が上がり、結果としてマクロなのに、望遠代わりに持ち出すことが増えました。

この記事では、スペック比較ではなく「普段使いできるかどうか」という視点から、LUMIX S 100mm F2.8 MACROをレビューしていきます。

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目次

なぜこのレンズを買ったのか

きっかけは、沖縄旅行でレンタルした望遠ズームでした。

今まで「デカい、重たい」を理由に望遠レンズを触ってこなかったのですが、実際に使ってみると、撮りたいと思った対象を切り取れる感覚が楽しい。

ただ、大きな望遠レンズを普段使いするかと考えたとき、たぶん使わないなと。(ほしいですが…)

そこで、もう少し気軽に持ち出せそうな焦点距離の長いレンズを探していて、気になったレンズがLUMIX S 100mm F2.8 MACROでした。

マクロはすでに持っているけどあまり使ってない。
100mmなら中望遠域であり持ってない領域。

この2つを同時に解決できるレンズだったわけです。しかもSIGMA 70mmを下取りに出せば、多少は財布への負担も減らせる。値段の高さには少し迷いましたが、そう考えて買い替えを決めました。

SIGMA 70mm MACRO 作例
SIGMA 70mm で撮った写真:SIGMAもいいレンズ

マクロなのに、望遠代わりに持ち出すことが増えた

LUMIX 100mmに替えてからは、フォーカスが速くなり外でも不満なく使えるようになりました。約300gという軽さも大きく、気軽にバッグへ入れておけます。

100mmという焦点距離は、望遠として見るとそこまで長くありませんが、実際に持ち歩いてみるとかなりおもしろい。

少し離れた看板や植物、近づくと逃げてしまう動物。わざわざ望遠レンズを持っていくほどではないけど、もう少し寄りたい。そんな場面でちょうどいい距離感です。しかも、そこから被写体に近づけば、そのままマクロとして使える。100mm+接写の組み合わせだと、被写体との距離感が独特で、かなり印象的な写真が撮れます。

「普段使いできる」というのは、単に軽いからというだけではありません。マクロを撮る予定がなくても、とりあえず持っていける。撮るものを決めずに持ち出せることが、一番よかったと感じるところです。

LUMIX 100mm MACRO:作例1(望遠用途使用)
遠目から圧縮を効かせた写真
LUMIX 100mm MACRO:作例2(マクロ用途使用)
接写で撮った写真
LUMIX 100mm MACRO:作例3(望遠用途使用)
近づけない対象を切り取れるのは楽しい

正直、気になったところ

画質などの細かい部分は、まったく気になりません。というより、違いが分かるほど見極められていないというのが正直なところです。自分が撮っている写真の範囲では不満に感じたことはなく、個人的にはすごくいいレンズだと思っています。

ただ、SIGMA fpで使うと若干フォーカスが迷います。LUMIX S5IIXで使うぶんには気にならないので、同じレンズでも、ボディによって差が出るというのはありそう。実際に両方使ってみて気づいた部分なので、気になる部分を強いてあげるなら、というレベルですが。

価格については、買う前はちょっと高いな…と感じていました。ただ、望遠とマクロ、2本分の役割を1本で担えることを考えると、結果的にはいい買い物だと思っています。

LUMIX 100mm MACRO × SIGMA fp

こんな人に向いている

  • 望遠とマクロ、2本の代わりを1本でまかないたい人
  • 荷物を増やさず身軽に持ち出したい人
  • 近づけない被写体をサッと撮りたい人
  • マクロレンズをマクロ以外でも使いたい人

Lマウントマクロレンズの比較

参考として、Lマウントの比較対象になりそうなマクロレンズを比べてみます。SIGMA 105mmは未使用のため、あくまでスペック上での比較です。

スクロールできます
レンズLUMIX S 100mm F2.8 MACROSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO ArtSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art
焦点距離100mm70mm105mm
開放F値F2.8F2.8F2.8
最大撮影倍率等倍等倍等倍
最短撮影距離約20.4cm約25.8cm約29.5cm
重量約298g約605g約715g
フォーカス方式インナーフォーカス繰り出し式インナーフォーカス
価格
2026年8月時点の
価格.com最安値
119,427円55,100円77,200円

LUMIX-SIGMAのマクロレンズ比較(SIGMA製はLマウント)

こんな人にはSIGMAの方が合うかもしれない

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art
  • 画質を最優先したい人
  • じっくりマクロ撮影を楽しみたい人
SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art
  • LUMIX 100mmより価格を抑えたい人
  • 100mm前後のマクロレンズを探している人

まとめ

SIGMA 70mmが抱えていた持ち出すハードルと、持っていなかった望遠域。この2つを同時に解決してくれたのが、LUMIX S 100mm F2.8 MACROでした。

ボディとの相性ではLUMIX S5IIXの方が安心して使えるので、今は望遠・マクロが欲しいときはS5IIX、軽さ重視のときはSIGMA fp、という使い分けが自然とできています。

個人的には買ってすごくよかったレンズの1つなです。この記事が、マクロレンズ選びの参考になれば幸いです。

LUMIX 100mm MACRO:作例4
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