ラフに持ち出せるちょうどいい標準レンズ|SIGMA 45mm F2.8 DG DNレビュー

当ページのリンクには広告が含まれています。

レンズを選ぶとき、F値が小さいレンズや上位ラインのレンズなど気になるものです。私もそうです。

でも、気づけばいつもカメラに付いているのは、今回紹介するSIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary。

2019年に、SIGMA fpとのキットで買った、私が手に取った初めてのLマウントレンズです。それからレンズは増えましたが、おそらく未だに今持っているレンズの中で、一番使用頻度が高いレンズです。

「このレンズで撮った特別な一枚がある」というわけではなく、なんとなく、まずこのレンズを付けてしまう。

この記事では、スペック比較ではなく「なぜこのレンズに手が伸びるのか」という視点から、SIGMA 45mm F2.8 をレビューしていきます。

補足

※ 私が使っているのは2019年に購入した旧型(DG DN)です。現在は後継の「45mm F2.8 DG | Contemporary」が販売されています。公式の仕様表では、レンズ構成・サイズ・最短撮影距離は同等、質量(215g→220g)と付属品・カラーが変わっています。(2026年10月17日確認)

目次

このレンズを付けてしまう理由

小さくて軽いから、持ち出すのが苦にならない

結局のところ、使い勝手の面では小さくて軽いレンズが一番だと思っています。

どんなにいいレンズでも、重くて大きいと「今日は置いていこうかな」となってしまう。やっぱり荷物を増やしたくない場面も多い。その点、SIGMA 45mm F2.8は220g程度。大体、最近の大型スマホと同じくらいです。

SIGMA fpに付けると全体がコンパクトにまとまって、カバンにも入れやすい。この小ささは、F2.8だからこそだと思っています。

F値は小さいほうがいい、とつい思ってしまいますが、F値が小さいほどピントが合う範囲は薄くなります。ボケが強くなりすぎたり、ピントがシビアになって失敗しやすくなったり。ラフに持ち出して、ラフに撮る。そういう使い方なら、F値をそこまで小さくして撮ることもないので、F2.8でも十分だと思っています。

それに、キットレンズということもあり、fpに付けたときの見た目がぴったりなのも、個人的には気分が上がるポイントです。

SIGMA 45mm F2.8作例
エスカレーター

45mmという、近すぎず遠すぎずの距離感

45mmは、一般的な標準レンズの50mmより少しだけ広い焦点距離です。

この「少しだけ」が、使ってみると絶妙でした。35mmだとちょっと遠いな、50mmだとちょっと近いな、と感じることがたまにあるんですが、45mmはその間。

特に人を撮るときは、近すぎず遠すぎずで、ちょうどいい距離感で撮れます。

質感がよくて、使っていてストレスが少ない

小さくて軽いだけのレンズ、というわけではありません。

外装は金属で手に持ったときの質感がいいです。使うたびにいいバランスでまとまったレンズだなと思います。

使っていて、ほかにストレスを感じることも少ないです。もちろん、より上位のレンズのほうがAFは正確で速いと思います。ただ、普段のスナップで撮る分には、気になって困ったことはあまりありません。

SIGMA 45mm F2.8作例
コーヒードリップ

レンズが小さいと、自然な写真が撮りやすい

これは私の感覚ですが、レンズが小さいと、カメラを向けたときの「圧」も小さいと思っています。

大きなカメラ・レンズだと、撮る側も撮られる側も、少し身構えてしまう。この小さなレンズだと、それがあまり感じず、自然な写真が取りやすいんじゃないかと思っています。

カメラやレンズは小さくて存在感がない方がいい。スペックには載らない、個人的な重要ポイントです。

SIGMA fpと45mm F2.8
iPhone12mini との比較

正直、気になったところ

外ではもう少し寄りたくなることがある

先ほど、近すぎず遠すぎずの焦点距離がちょうどいい距離感で使いやすい。と書きましたが、逆に言えば器用貧乏であるとも言えます。

特に野外では、もう少し望遠側で撮りたいな、と思うことがあります。もうちょっとアップで撮りたいのに、どうしても近づけない場面などは、やきもきします。

ただ、単焦点なのでどうしようもない。最近はいい意味で諦められるようになりました。

それと、私は撮りたいものをつい大きく切り取りたくなる癖があるので、あえて広めに、普段は苦手な画角で撮ってみる、というチャレンジにもなります。単焦点ならどれでも言えることですが。

暗い場所ではもう少し明るく写れば、と思う

比較的F値は小さく明るいレンズが多い単焦点レンズの中で、F2.8というのはけっこう控えめな数値です。ラフに持ち出す文には十分ですが、暗い場面ではもう少しF値があれば自由度が広がるのにな…と思うことはあります。

私はF1.8の単焦点レンズ(LUMIX S 50mm F1.8)も持っていますが、過去、夜間や水族館で写真取った際は、このF1.8のレンズに助けられました。

ただ暗い場面でも工夫次第ではいくらでも写真は撮れるので、色々試行錯誤するのも楽しいかもしれません。


Lマウント標準単焦点の比較

参考として、Lマウントの標準域の単焦点を比べてみます。SIGMA 50mm F2 は未使用のため、スペック上の比較です。

仕様は2026年10月20日時点。重量・サイズはLマウント版

スクロールできます
SIGMA 45mm F2.8 DGLUMIX S 50mm F1.8SIGMA 50mm F2 DG
開放F値F2.8F1.8F2
最短撮影距離24cm45cm45cm
重量約220g約300g約350g
サイズ
(最大径×長さ)
φ64.0×46.2mmφ73.6×82.0mmφ70.0×68.0mm
価格
※2026年10月現在
価格.com参照
64,458円53,460円76,000円
Lマウント標準域レンズの比較

こんな人には、SIGMA 45mmが向いている

  • 付けっぱなしにできる、小さくて軽い一本がほしい人
  • ラフに持ち出して、ラフに撮りたい人
  • fp と組み合わせたい人

こんな人には、ほかのレンズが合うかもしれない

LUMIX S 50mm F1.8

  • 夜間や暗い室内などで写真を撮りたい人、撮ることが多い人

SIGMA 50mm F2 DG DN(未使用・スペック上)

  • 45mmより少し明るいF2で、小さめの単焦点を探している人
  • シルバーのレンズが欲しい人(ブラックとシルバーの2色あります)

まとめ

飛び抜けて優秀なレンズではないけれど、気づくとまずこのレンズを付けている。私にとって、SIGMA 45mm F2.8は特別感のない特別なレンズです。

大好きなSIGMA fpとの見た目の相性やレンズの質感、存在感の小ささなど、スペックには表れない部分にたくさんの良さがあるレンズだと思っています。

2019年から使い続けて、この先もたぶん使い続けると思います。少なくとも今は手放す理由が見つかりません。

この記事が、標準レンズ選びの参考になれば幸いです。

\ レンズを買うなら /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次