【レビュー】FUJIFILM X halfを持って出かけた話

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2025年6月に登場した「FUJIFILM X half」

最近気になっていたこのカメラを短期間レンタルして試してみました。

スマホがあれば写真は撮れますが、日常で出会う「撮りたい」と思う瞬間をきちんとカメラで残す。そんな楽しさを思体験できる1台。

最近はついスマホで済ませがちですが、そんな場面こそX halfがあると楽しい。
今回は、実際に使って感じた「いいところ」と「気になったところ」を率直にまとめてみました。

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目次

日常の中でX halfを使ってみて

X halfを手にしたのは、旅行などの特別な日ではなくいつもの週末。夜でも思った以上によく写り、時間によらず散歩が楽しくなるカメラ。

普段使っているカメラと違い、縦構図になるため、スマホに近い感覚で撮れるのも新鮮

写真を撮るために出かけるというより、出かけた先で気が向いたら撮るという感覚。気になった瞬間にさっと撮るスタイルがバッチリ合うカメラでした。

背面液晶が使えず、途中撮った写真が見れないフィルムカメラモード、スマホと連携できる専用アプリなど、楽しみ方の多いカメラで、すべての機能を試すことはできていないかと思いますが、短い期間で感じた、X halfが持つ魅力と、少し気になる部分をまとめてみたいと思います。

X halfの持つ魅力

持っているだけで気分が上がるデザイン

X half 正面

X halfは富士フイルムらしいレトロなデザイン。好みはあるかと思いますが、私は好きなデザイン。チープな感じもなく、テーブルの上にただ置いているだけでも絵になる。

他の記事でも書いていますが、カメラを使う上で最も大事なのは持ち出したいと思わせてくれるデザイン。カメラは使ってなんぼ。このカメラはとりあえず持ち出そうと思わせてくれる魅力がありました。

小さくて軽いから、いつでも持ち歩ける

小さくて軽い、そしてコンパクト。バッテリーとSDカード込みで約240g、Iphone17Proとほぼ同じ重さです。

持って行くハードルがとにかく低く、持っていっても邪魔にならない。バッグに入れっぱなしでも苦にならない。そんな控えめな存在感もこのカメラの魅力。

フィルムシミュレーションで好みの色を楽しめる

富士フイルムといえばのフィルムシミュレーション。13のフィルムの中から好きなフィルムを選べるのが楽しい。

以前フィルムカメラを持っていたときは、コスパ重視で業務用100というフィルムばかり使っていたので、いろいろなフィルムを試せるシミュレータは本当に楽しい。

個人的には色味は淡く、コントラスト強めのクラシックネガ、反対にやさしい色味のノスタルジックネガが好み。

スクロールできます
フィルムシミュレータ:PROVIA
優秀なPROVIA
フィルムシミュレータ:クラシックネガ
淡いクラシックネガ
フィルムシミュレータ:ノスタルジックネガ
やさしいノスタルジックネガ
フィルムシミュレータ:ACROS
モノクロのACROS

気になった点

RAW非対応という割り切った仕様

X halfはRAW形式での保存に対応しておらず、普段RAW形式で撮影、現像までセットで写真を楽しんでいる方には、少し物足りなく感じるかもしれません。

私個人としては、あとから現像できるように露光を調整したりするので、X halfでは念の為もう一枚撮っておくか…と不安になって同じ景色を何枚か撮ってしまうことがありました。

ただ、普段スマホで写真を撮っている方にとっては、むしろJPEGのみですぐにスマホで見れるほうがいいのかも。とも感じます。

そもそもフィルムライクなカメラであるため、むしろこのスタイルで楽しんでほしいという設計者側の想いは感じるところなので、サブで気軽に使うような使い方がいいと思います、

期限切れフィルムモード:これはRAWでは作れない

シャッターレスポンスの小ささ

シャッターを押した際の音が小さく、「今、ちゃんと撮れたかな?」と思うときが何度かありました。

フィルムカメラモードでファインダーを覗いているときに、周りの環境音が大きい、という場合は特に不安になりました。

ただ、シャッターの音が目立つほど静かな環境では逆にメリットかもしれません。

慣れれば気にならなくなるかもしれませんが、個人的には気になったポイント。

少し抵抗がある価格

2025年10月時点、価格comで平均価格約105,000円、最安値で90,000円弱です。

他のカメラにはない魅力を持つカメラですが、少し手を出しづらい価格帯。発売当初に比べると価格は下がってきていますが、もう少し価格が下がってくると、より気軽さがまして使いやすい。

10万出すなら、レンズの交換できるLUMIX DC-G100DKあたりがほしいと思ってしまう…

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どんな人に向いているか

X halfはきれいで美しい写真を撮るような本格的なカメラではなく、普段の生活にスッと馴染む、気軽に楽しむカメラ

そんなX halfは以下のような方にはぴったりだと感じました。

・気軽にカメラを始めてみたい人
・スマホのような感覚でフィルムカメラの感覚を楽しみたい人
・何気ない日常の風景を、少し丁寧に残しておきたい人

散歩中に何気ない風景を撮るのが楽しい

X halfは写真を撮る楽しさを教えてくれるカメラ

X halfを持って歩いた時間は、普段使っているカメラよりも倍くらい写真を撮っていました。それだけ気軽に写真が撮れるカメラです。

持ち出すハードルも撮影するハードルも低い、おまけに楽しい。最高のおさんぽカメラです。

ハマる人にはハマるツボを押さえたカメラだと思うので、気になった方は一度試してみてほしいと思うカメラでした。

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この記事を書いた人

カメラ・写真好きのサラリーマン
カメラ歴は10年ほどですが上手くはないです。

気になったこと、調べたことを備忘録の意味も込めてブログにまとめつつ、カメラ・写真の楽しさを伝えることができればと思います。

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