【初心者向け】カメラだけでは楽しめない!|カメラと一緒に最低限買うべきもの4選

カメラがほしいと思ってカメラを選んでいるとき、実際に新しいカメラを手に入れたとき、ワクワクしますよね!
しかし、カメラ本体だけでは写真が撮れないなんてことも。私も初めてカメラを買った際に手持ちにSDカードがなく、おあずけを食らったことがあります…
必要なアクセサリーを揃えずにいると、SDカードのようにそもそも撮影できなかったり、せっかく買ったカメラを傷つけてしまうこともあります。
この記事では、そんなカメラを楽しむために最低限持っておくべき必需品をまとめました。
カメラと一緒に最低限の周辺アイテムを揃えて、カメラを手にしたその日から全力で撮影を楽しみましょう!
カメラと一緒にアクセサリーを買ったほうがいい理由
カメラは精密機器であり、撮影以外にデータ保存、機材保護やメンテナンスのための周辺グッズをが欠かせません。
これらをあとからバラバラと購入すると、余計な手間や送料がかかったり、せっかく撮影意欲が高まっているのに、その熱が落ち着いてしまうことも…
特に初めてカメラを買う方は、必要なものをまとめて揃えておくことで、撮影のハードルを下げることができます。
必須アクセサリーは大体1万円で揃う
初めに金額ですが、このあと紹介するアイテムをすべて買うと大体1万円くらいかかります。
上を見るとキリがないため、初めは大体10000円程度で買えるものを揃えるといいでしょう。
SDカード(UHS-I) | 約3000円 |
レンズプロテクター | 約3000円 |
液晶保護フィルム | 約1000円 |
クリーニングキット(ブロア・レンズペン) | 約2000〜2500円 |
合計 | 約10000円 |
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カメラと一緒に買うべきアクセサリー4選
SDカード
SDカードはカメラで撮った写真や動画を保存するためのもの。SDカードが入っていないカメラは撮った写真を記録できず、シャッター音がなるだけの高価な機材になってしまいます。
SDカードはカメラの付属品ではありません。持っていない場合はカメラと一緒に買いましょう。
※カメラによってはSDカードではなくmicroSDカード、CFexpressなど他の記録媒体が対応の機種もあります。大半のカメラはSDカード対応ですが、購入前に対応カードを確認しましょう。

SDカードの選び方
メモリーカードを選ぶ際は容量、転送速度の2つを確認しましょう
- ① 容量
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容量は撮れる写真の枚数や動画の時間に関わってきます。容量が大きいほど撮れる写真の枚数は増えますが、価格も高いため最初は64GBでいいと思います。
◯ 写真のみなら:64GB以上
◯ 写真+動画も撮るなら:128GB以上ちなみにSIGMA fp(2460万画素)の場合、64GBのSDカードで写真は約900枚(raw形式:最も容量が大きい形式)、動画は1時間10分(mov形式)撮れます。
- ② 転送速度
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転送速度は撮影した写真や動画をSDカードに保存する速度(書込速度)、SDカードに保存された写真をPCなどで表示する速度(読込速度)のことです。
重要なのは書込速度です。特に連射撮影時に影響が出やすく、書込速度が遅いとSDカードへの保存が間に合わず本来の連射速度が出ない場合があります。
一般的なSDカードには書込速度の異なる2種類の規格があります。
UHS-I
裏面の端子が横1列
最も一般的な規格:連射を多用しないならこちら
書込速度が最大104MB/s
※最大1秒間に104MBの写真を書込可能UHS-II
裏面の端子が上下2列
UHS-Iに比べて書込速度が早く、高価
書込速度が最大312MB/s
※最大1秒間に312MBの写真を書込可能UHS-IIのほうが書込速度が早いですが、UHS-II対応のカメラでなければ本来の性能を発揮できません。対応規格を確認してSDカードを選びましょう。
参考:私が使用しているメモリーカード
- ① SanDisk Extreme PRO 64GB UHS-I V30
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容量64GB、UHS-I規格
写真のみであればこれで十分です¥2,400 (2025/02/07 19:46時点 | Amazon調べ)ポチップ
- ② ProGrade Digital GOLD 128GB UHS-II V60
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容量128GB、UHS-II規格
連射する場合・動画を撮る場合に使っています¥8,300 (2025/02/11 23:41時点 | Amazon調べ)ポチップ
レンズプロテクター

レンズプロテクターはレンズの先端に取り付けるフィルターのことです。レンズに直接傷がつくのを防ぎ、埃や水滴、指紋などの汚れから守る役割があります。
フィルターを取り付けることによる画質の変化が気になるという意見もありますが、少しのミスも許されないようなシビアな環境でなければ、気になるレベルではありません。
必須ではありませんが、レンズの修理代に比べれば安くすむので、特にアウトドアでの撮影やレンズを頻繁に交換する場合は付けておいた方がいいでしょう。
レンズプロテクターの選び方
フィルターはレンズにあったサイズのものを選ぶ必要があります。他にも光の透過率や撥水コーティングなどフィルターによって特徴はありますが、2000〜3000円程度のものを選んでおけば、写りへの影響は気にならないレベルだと考えています。
フィルターサイズの確認の仕方
各社のホームページを確認するか、レンズ本体に記載されているフィルター径によって確認できます。レンズの「φ」のあとにかかれている数字がフィルターの直径です。同じ直径のフィルターを選びましょう。


参考:私が使用しているフィルター
- ① MAPCAMERA (マップカメラ) WORプロテクトフィルター
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フィルター縁の文字が黒なので、フィルターを目立たせたくない場合はこちら
- ② K&F Concept レンズ保護フィルター
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amazonでよくセールをしています。こだわりが無いならこれでOK
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- ③ Kenko ブラックミストプロテクター 67mm
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カメラに入る光を少し拡散させる効果のあるフィルター。光が強い場合は少し光がソフトになり、柔らかい雰囲気の写真が撮れます。特別光が強い場合でなければ普通のフィルターとして使用できます。
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※リンク先はどちらもフィルター径67mmです
液晶保護フィルム
液晶保護フィルムはカメラ背面の液晶画面に貼るフィルムのことで、キズや汚れから液晶画面を守る役割があります。スマホの画面に貼るフィルムと同じです。
必須ではありませんが、ストラップで首からぶら下げているときの衣服との擦れ(特にファスナーやボタン)、液晶画面をタッチ操作した際の汚れなど、まったくキズや汚れがつかないわけではないので私は貼っています。

フィルムのサイズについてはカメラの機種ごとに販売されているので、自分のカメラに対応したものを選びましょう。
また、主にフィルムタイプ(PET素材)とガラスタイプがありますが、個人的にはガラスタイプがおすすめ。シャッターを切ったあとに液晶で写真を確認する際、ガラスタイプのほうがクリアに見えるため、ピントが甘かったときに気がつきやすいです。
クリーニングアイテム
カメラのレンズやセンサーについたホコリなどのゴミは写真の写りに影響します。専用のクリーニングアイテムにより定期的にカメラを洗浄しておくとよいでしょう。

- ブロアー
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ブロアーはレンズやセンサーについたホコリやチリを吹き飛ばすアイテムです。
どれだけキズがつきにくい優しい素材でもホコリやチリがついた状態で拭き掃除をすると、そのホコリやチリを引きずるためキズが付く可能性があります。そのため、ブロアーはクリーニングアイテムの中で最も重要です。
とりあえず1つ持っておくことをオススメします。 - レンズペン
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レンズペンはレンズの表面の汚れを清掃するためのアイテムです。ホコリやチリを除去するためのブラシと拭き掃除ができるチップがついています。
レンズ表面を不意に触ってしまったり、雨などの水滴によるブロアーで吹き飛ばせない汚れはレンズペンが活躍します。
ブロアーとレンズペン
参考:私が使用しているクリーニングアイテム
- ① K&F Concept カメラクリーニングキット
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ブロアー、レンズペン、クリーニングクロスのセット。これで一通り揃えることができます。
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- ② HAKUBA レンズペン
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①のレンズペンより高価ですが、チップ側にカーボン粒子がついており洗浄力が高いです。オススメ
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- ③ HAKUBA レンズクリーニングティッシュ
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個包装の使い捨てクロス。アルコール成分が含まれているので速乾性があり、拭き跡が残りにくいです。カメラボディやスマホなどにも使えるため便利。
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- ④ K&F Concept センサークリーニングキット
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イメージセンサーを清掃に便利な綿棒のようなスワブがついているセット。イメージセンサーは基本触らない方がいいですが、ブロアーではどうしても取れない汚れはこれで清掃しています。
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まとめ
今回はカメラと一緒に買うべきアイテムについて紹介しました。
この小さな投資で、カメラはすぐに撮れる・長く使える状態になり、カメラに愛着をもって長く大事に使えます!
カメラは高価な買い物です。カメラとあわせてカメラや写真に対する熱量を守るためにも、ぜひ周辺アクセサリーも同時に揃えてみてください!
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