カメラと一緒に最低限買うべきもの

カメラを買ったらすぐに写真を撮りに行きたい!と思ってしまいますが、カメラ以外に持っておいたほうがいいアイテムがいくつかあります。

カメラを買ったあとにあれもこれもと買っていると、カメラ代+その他アイテムで思ったよりお金がかかってしまった…と気分が落ち込みます。(経験者です)

これからカメラを始める方に最低限持っておくべきものをまとめてみましたので、事前にチェックしておきましょう。

目次

結論:カメラ以外に1万円程度かかる

このあと紹介するアイテムをすべて買うと大体1万円くらいかかります。
上を見るとキリがないため、初めは大体10000円程度で買えるものを揃えるといいでしょう。

SDカード(UHS-I)約3000円
レンズプロテクター約3000円
液晶保護フィルム約1000円
クリーニングキット(ブロア・レンズペン)約2000〜2500円
合計約10000円

SDカード

SDカードはカメラで撮った写真や動画を保存するためのもの。SDカードが入っていないカメラは撮った写真を記録できず、シャッター音がなるだけの高価な機材になってしまいます。

SDカードはカメラの付属品ではありません。持っていない場合はカメラと一緒に買いましょう。

※カメラによってはSDカードではなくmicroSDカード、CFexpressなど他の記録媒体が対応の機種もあります。大半のカメラはSDカード対応ですが、購入前に対応カードを確認しましょう。

SDカードとmicro SDカード

SDカードの選び方

メモリーカードを選ぶ際は容量、転送速度の2つを確認しましょう

① 容量

容量は撮れる写真の枚数や動画の時間に関わってきます。容量が大きいほど撮れる写真の枚数は増えますが、価格も高いため最初は64GBでいいと思います。

写真のみなら64GB以上
写真+動画も撮るなら128GB以上

ちなみにSIGMA fp(2460万画素)の場合、64GBのSDカードで写真は約900枚(raw形式:最も容量が大きい形式)、動画は1時間10分(mov形式)撮れます。

② 転送速度

転送速度は撮影した写真や動画をSDカードに保存する速度(書込速度)、SDカードに保存された写真をPCなどで表示する速度(読込速度)のことです。

重要なのは書込速度です。特に連射撮影時に影響が出やすく、書込速度が遅いとSDカードへの保存が間に合わず本来の連射速度が出ない場合があります。

一般的なSDカードには書込速度の異なる2種類の規格があります。

UHS-IIのほうが書込速度が早いですが、UHS-II対応のカメラでなければ本来の性能を発揮できません。対応規格を確認してSDカードを選びましょう。

参考:筆者が使用しているメモリーカード

SanDisk Extreme PRO 64GB UHS-I V30

容量64GB、UHS-I規格
写真のみであればこれで十分です

ProGrade Digital GOLD 128GB UHS-II V60

容量128GB、UHS-II規格
連射する場合・動画を撮る場合に使っています

レンズプロテクター

レンズプロテクターはレンズの先端に取り付けるフィルターのことです。レンズに直接傷がつくのを防ぎ、埃や水滴、指紋などの汚れから守る役割があります。

フィルターを取り付けることによる画質の変化が気になるという意見もありますが、少しのミスも許されないようなシビアな環境でなければ、気になるレベルではありません。

必須ではありませんが、レンズの修理代に比べれば安くすむので、特にアウトドアでの撮影やレンズを頻繁に交換する場合は付けておいた方がいいでしょう。

レンズプロテクターの選び方

フィルターはレンズにあったサイズのものを選ぶ必要があります。他にも光の透過率や撥水コーティングなどフィルターに寄って特徴はありますが、2000〜3000円程度のものを選んでおけば、写りへの影響は気にならないレベルだと考えています。

フィルターサイズの確認の仕方

各社のホームページを確認するか、レンズ本体に記載されているフィルター径によって確認できます。レンズの「φ」のあとにかかれている数字がフィルターの直径です。同じ直径のフィルターを選びましょう。

レンズ側面に記載:SIGMAレンズ φ55
レンズ表面に記載:LUMIXレンズ φ67

参考:筆者が使用しているフィルター

MAPCAMERA (マップカメラ) WORプロテクトフィルター

フィルター縁の文字が黒なので、フィルターを目立たせたくない場合はこちら

K&F Concept レンズ保護フィルター

amazonでよくセールをしています。こだわりが無いならこれでOK

※リンク先はどちらもフィルター径67mmです

液晶保護フィルム

液晶保護フィルムはカメラ背面の液晶画面に貼るフィルムのことで、キズや汚れから液晶画面を守る役割があります。スマホの画面に貼るフィルムと同じです。

必須ではありませんが、ストラップで首からぶら下げているときの衣服との擦れ(特にファスナーやボタン)、液晶画面をタッチ操作した際の汚れなどまったくキズや汚れがつかないわけではないので私は貼っています。

フィルムのサイズについてはカメラの機種ごとに販売されているので、自分のカメラに対応したものを選びましょう。

また、主にフィルムタイプ(PET素材)とガラスタイプがありますが、個人的にはガラスタイプがおすすめです。シャッターを切ったあとに液晶で写真を確認する際、ガラスタイプのほうがクリアに見えるため、ピントが甘かったときに気が付きやすいです。

クリーニングアイテム

カメラのレンズやセンサーについたホコリなどのゴミは写真の写りに影響します。専用のクリーニングアイテムにより定期的にカメラを洗浄しておくとよいでしょう。

センサ、レンズが汚れた状態での空の写真:写真にゴミが写る

ブロアー

ブロアーはレンズやセンサーについたホコリやチリを吹き飛ばすアイテムです。

どれだけキズがつきにくい優しい素材でもホコリやチリがついた状態で拭き掃除をすると、そのホコリやチリを引きずるためキズが付く可能性があります。そのため、ブロアーはクリーニングアイテムの中で最も重要です
とりあえず1つ持っておくことをオススメします。

レンズペン

レンズペンはレンズの表面の汚れを清掃するためのアイテムです。ホコリやチリを除去するためのブラシと拭き掃除ができるチップがついています。

レンズ表面を不意に触ってしまったり、雨などの水滴によるブロアーで吹き飛ばせない汚れはレンズペンが活躍します。

ブロアーとレンズペン

参考:筆者が使用しているクリーニングアイテム

K&F Concept カメラクリーニングキット

ブロアー、レンズペン、クリーニングクロスのセット。これで一通り揃えることができます。

HAKUBA レンズペン

①のレンズペンより高価ですが、チップ側にカーボン粒子がついており洗浄力が高いです。オススメ

HAKUBA レンズクリーニングティッシュ

個包装の使い捨てクロス。アルコール成分が含まれているので速乾性があり、拭き跡が残りにくいです。カメラボディやスマホなどにも使えるため便利。

K&F Concept センサークリーニングキット

イメージセンサーを清掃に便利な綿棒のようなスワブがついているセット。イメージセンサーは基本触らない方がいいですが、ブロアーではどうしても取れない汚れはこれで清掃しています。

まとめ

今回はカメラと一緒に買うべきアイテムについて紹介させていただきました。

カメラは高価な買い物です。
ぜひカメラと一緒に周辺アイテムも揃えていただき、カメラに愛着をもって長く大事に使っていただけると幸いです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

カメラ・写真好きのサラリーマン
カメラ歴は10年ほど

気になったことはすぐ調べるタイプなので、調べたことを備忘録の意味も込めてブログにまとめていきたいと思います。

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次